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少し身構えてインストールしたOSがすんなり動いてしまって私はやや拍子抜けした。既にOSの推奨要件はクリアしていたし、さらにまだマイRX55はSPECアップの余力を残していた。CPUは上限に達していたものの、メモリはクロック数を上げて2GBへ積み増し、グラボをRADEON9600クラスに、さらには各所のファンを静音化すればまだまだ快適にVistaを操れるのは明らかだった。しかし、ここ数年、水平移動していた私の物欲曲線は緩やかに上昇を始めていた。Vistaの紹介記事の後にはVista対応!とか謳われた新CPU、マザボ、メモリ、HDDなどの特集がわんさと組まれVista化に伴う買い替え需要の掘り起こし記事にまんまと熱を帯びさせられてしまったのだ。しかもCPUが上限に達しているという、他人にしてみれば(いや、身内にしてみても)どうでもいいバカみたいなコダワリの目が発芽してしまっていて、「マイRX55は年内中にCPUを乗せ変えなければならない!」という変な概念塔を築いてしまい、Vista化へ向けた動きは急角度で上昇、加速し始めた。
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