MYTEZZA Intelligence

KEY


鍵。車の鍵。長さ80mm厚み14mm。ややボテっとした印象がある。重さは25g。ロゴは片面のトヨタマークのみでアルテッツァを示すロゴなどは無い。赤外線リモコン機能搭載。溝が内側にある「ウチカギ」で通常の仕様に比べてピッキング・複製されにくい、とされている。鍵のグレードとしては高く、本来CROWNクラスの車輌に適用されるものである。新車購入時の鍵束には5ケタの固有番号が刻印された小さな金属プレートが付属しており、万が一、紛失・盗難などにあった場合はこの番号をディーラーに連絡することでメーカーからスペアキーの再発行を受けることが出来る。

赤外線リモコンのボタンは側面に二つ。一つはドアロック・アンロック兼用で、もう一つはトランクのアンロック機能である。車輌に近づきドアボタンを押すことで、車輌が自身の状態を判別しドアがロック状態であればアンロックし、アンロックであればロックする。ドアボタンにのみ刻みが入っており、慣れてくるといちいち見なくても指先でボタンを識別して押し分けることが可能である。尚、ロック作動の場合は車輌は「ピ」音を発し、四隅のウィンカーを一回点滅させる。アンロック作動の場合は「ピピ」音と二回点滅となり操作者は状態の判別が可能である。

一方、トランクボタンはアンロック機能のみでボタンを押すと車輌は「ピー」音を発しトランクをアンロックする。車輌はドアの信号に対しては瞬時に作動するのに対して、トランク信号に対しては受信から作動まで約2秒のタイムラグを設けている。よって操作者はトランクアンロックの際にはアンロックされるまでボタンを長押しする必要がある。この動作ラグにはれっきとした理由があり、ボタンの操作者がドアを開けようと誤ってトランクボタンを押しても、トランク側に動作ラグを設けることで操作者に押し誤りを気付かせすぐにもう一つのドアボタンを押しなおさせることが出来る。仮に両方のボタンが瞬時に作動してしまう設定であれば、ドアを開けようと押したボタンがトランクだった場合はその都度トランクを押し込む必要が出てくる。細やかではあるが、二つのボタンに三つの機能を織り込ませながらも快適な操作性を実現するには不可欠な設定だ。尚、キーをイグニッションに差し込んだ状態ではこれらの三機能は一切動作しない。

鍵穴は運転席とトランク部のみで助手席側にはない。運転席の鍵穴に差し込んで操作する場合は左側に回すとロック、右に回してアンロックである。ネジや蛇口の締め込みと逆方向ではあるが、エンジンイグニッションと同方向、すなわち右に回すことでセルスタート、左にまわしてエンジンオフの動作と統一されていると記憶しておけば案外覚えやすい。同様にトランクの鍵穴も右に回すことでアンロックである。いずれかの方法でドアのアンロックが行うとイグニッション差込口のリングがオレンジ色に点灯するので車外からでもアンロックを視認できる。また室内灯がDOORであれば同時に室内灯も点灯する。イグニッションリングは鍵を差し込むと消灯する。室内灯はエンジンスタートもしくは点灯から15秒後、いずれか早いほうに反応して消灯する。

尚、リモコンでアンロックが行われた場合、アンロックから30秒以内に4枚いずれかのドアも開閉されなかった場合は車輌は自動的に全ドアをロックする。これは操作者が車輌を離れがけに誤ってアンロック操作を行ったまま車輌に戻らかった場合を想定してのセキュリティ動作である。この辺、デフォルトの機能は熟知しておかないと一時的にしろ車内に幼児を残す場合、操作に疎い人物に車輌操作を託す場合、また車輌所有者自身でも思わぬ事故・鍵の閉じ込みに発展する可能性があるので十分に注意が必要だ。

ちなみにMYTEZZAは冒頭の鍵、三本とプレート全てが揃っていた。私は使用感のある1本を使い、新品同様の鍵は気分だけでも新車気分を味あわせるべく快くカミサンに差し出した。自分としてはリモコン機能は好きじゃないしそもそも鍵自体がデカくてかさばるのが嫌なので赤外線機能ナシのスリムな鍵を使ってもいいのだが、我が家は子供の乗降に際するドアの開閉は大人が行うようにしているので助手席に鍵穴がないALTEZZAはその都度カナリな手間と労力がかかると思われるのでちょっとしたジレンマを抱えながらこのイモみたいな鍵を使っている。

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